このページの所要時間: 約 1分6秒
駐日フィリピン共和国大使館特命全権大使は、日本に在住しているフィリピン人で新型コロナウイルスに感染して死亡した人はおらず、東京では6人、名古屋では1人、大阪では21人が感染していたことを明らかにした。
駐日フィリピン大使によると、自身が確認できた最新情報によると、日本に在住しているフィリピン人で新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのは、東京では6人、名古屋では1人のみとしており、これらの感染した人たちはすべて回復しているとしている。大阪では21人がコロナウイルスに感染しており、今までに19人が回復しており、新型コロナウイルスで死亡したフィリピン人はいないとしている。また、新型コロナウイルスに感染した後に回復したフィリピン人船員は、すでにフィリピンに帰国しており、これには、横浜港で長期検疫体制に入っていたダイアモンドプリンセスで働いていた約80人の船員と、長崎港に入港したコスタ・アトランティカの41人が含まれている。
フィリピン人の帰国に関しては、すでに約1,000人のフィリピン人労働者が帰国したとしている。現時点では、126人が帰国を待っている状況である。なお、日本政府は登録された外国人労働者と日本で適切な法的書類を持っている外国人学生にも現金援助を行ったとしている。