フィリピン・ルソン島の隔離措置が今月末まで延期

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン政府は、新型コロナウイルス感染症対策として、フィリピン諸島で最大の島であり首都マニラを有するルソン島全域におけるコミュニティ隔離措置の延長を、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が承認したことを発表した。

フィリピン政府の発表によると、省庁間タスクフォースの勧告に基づき、ルソン地域全域において実施されている強化されたコミュニティ隔離措置を4月30日まで延長することを決定した。当初予定していた4月12日の解除は、早すぎると判断したためである。また、4月30日までの間に、国全体の医療機能の強化を図るとともに、国内には検査キットが十分にあるため、十分な検査は実施できる状況であり、検査結果の公表も24時間以内にできる見込みである。国全体の検査可能能力は、国内の既存の施設を最大限活用すれば、1日あたりに1.3万から2万件行える見込みであるとしている。

また、フィリピン保健省は、4月7日からマニラ首都圏在住者専用の医療相談サービスを始めた。

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