フィリピンの農業訓練計画を支援、元兵士等約2千人に農業訓練

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在フィリピン日本大使館は、日本政府が実施する「ミンダナオにおける和平の確立のための農業訓練計画(FAO連携)」に関する、国連食糧農業機関(FAO)とバンサモロ暫定自治政府(BTA)によるパートナーシップ協定署名式が開催されたことを発表した。

フィリピンのミンダナオ地域では、フィリピンのミンダナオ和平に関する「バンサモロ基本法」に基づいて暫定自治政府が発足しており、ミンダナオ和平は大きな進展を示している。この地域では、肥沃な資源から「約束の地」と呼ばれていたが、過去数十年にわたる紛争などの影響により国内他地域に比べ開発が著しく遅れていた。そのため日本政府は、これらの問題を解決させるため、「ミンダナオにおける和平の確立のための農業訓練計画(FAO連携)」などの支援を実施することを決定した。

この支援では、元兵士等約2,000人に対する農業訓練を実施することにより、対象地域における安定した食料供給を図るとともに当該地域の社会安定化に寄与することを目標としている。開催されたパートナーシップ協定署名式には、日本大使館より経済公使、BTAよりマカクア暫定首相代理、FAOフィリピン事務所よりフェルナンデス代表などが出席した。

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