厚生省がフィリピンのルソン島で戦没者遺骨の調査

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画像提供:厚生労働省(調査派遣の概要図より)
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日本の厚生労働省は、フィリピンのルソン島での戦没者遺骨の調査を10月9日から17日にかけて実施するため、第1次フィリピン戦没者遺骨収集調査派遣を行う事を発表した。

今回の調査内容は「日本兵のものと思われる遺留品と一緒に発見された遺骨の調査」と「米国国立公文書館所蔵の米軍部隊が作成した資料に基づく日本兵の埋葬情報の調査」を行うものである。現地に派遣されるのは、厚生労働省の職員3人となる予定である。

一団は、9日に成田を出発し、同日中にフィリピンのマニラに到着する。10日は、在フィリピン日本国大使館表敬訪問及び打合せ、フィリピン外務省表敬訪問及び打合せ、フィリピン国立博物館表敬訪問及び打合せ、フィリピン国立博物館における遺骨調査を実施する。11日から13日にかけて、ヌエバビスカヤ州における遺骨調査を実施する。15日は、バンバン歴史博物館における遺骨調査、16日はフィリピン国立博物館における遺骨調査、在フィリピン日本国大使館訪問(結果報告)、遺骨証明書発給及び封印を実施し、17日に帰国する。

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