海保のフィリピン沿岸警備隊への訓練を総理補佐官が視察

スポンサーリンク




画像提供:海上保安庁(10月2日に実施されたチームの発足式の様子)
このページの所要時間: 118

薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は11月15日から16日までフィリピンを訪問し、フィリピン政府高官との間で意見交換を実施するとともに、日本政府がフィリピン政府に供与した最新鋭の高速ゴムボートを用いて実施している海上保安庁の指導のもと実施された法執行訓練の状況を確認した。

日本の海上保安庁では、海外の海上保安機関からの要請に応える形で、海外の海上保安機関に対して能力向上支援を実施する専従部門「モバイルコーポレーションチーム」を10月から立ち上げていた。このチームでは初めての海外派遣としてフィリピンに赴き、フィリピン沿岸警備隊への海上保安能力向上支援を実施していた。この支援状況の確認を薗浦補佐官が実施した。

薗浦補佐官は、日本が供与した最新鋭の高速ゴムボート2隻と日本が供与した40メートル級巡視船に搭載されている高速ゴムボート3隻等計8隻を用いて、実施されている法執行訓練の状況を視察した。視察の後に実施された挨拶では、ベトナム・マレーシア・インドネシアの海上保安機関からの研修生やフィリピン政府関係者に対して「日本は『自由で開かれたインド太平洋戦略』を推進している。この戦略のもとでフィリピンをはじめ沿岸国の海上法執行能力の向上支援を含めて、地域の平和と安定のための協力を進めていきます。」との考えを示した。

薗浦補佐官は,ガルシア沿岸警備隊長官代行やエスペロン国家安全保障担当大統領顧問との間においても、日本とフィリピン間における海上保安機関の協力促進等に関する意見交換を実施した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ フィリピン
関連タグ , ,

フィリピン関連ニュース

フィリピン関連登録情報