フィリピンの地下鉄整備とバイパス道路整備に円借款

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画像提供:外務省(13日に実施された日・フィリピン首脳会談の様子)
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日本の外務省は、フィリピン政府に対して地下鉄整備計画とバイパス道路整備計画を支援するために2件の合計約1,139億円の円借款と、マラウィ市の復興資機材を調達する無償資金協力25億円を実施する事を発表した。

フィリピン初の地下鉄整備計画に融資するのは、「マニラ首都圏地下鉄計画(フェーズ1)(第一期)」プロジェクトとして、供与限度額約1,045億円の円借款が行われる。このプロジェクトでは、マニラ首都圏において地下鉄を整備するために融資されるものであり、増加する輸送需要へ対応してマニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和を図るとともに、大気汚染や気候変動の緩和を図るものである。

マニラ首都圏北部プラリデル市のバイパス道路整備計画に融資するのは、「幹線道路バイパス建設計画(III)」プロジェクトとして、供与限度額約93億円の円借款が行われる。このプロジェクトでは、マニラ首都圏北部近郊の中核都市プラリデル市周辺でマニラ首都圏とルソン島中部を直接結ぶ主要な一般幹線道路である日比友好道路のバイパス道路を整備するものである。

ミンダナオ島周辺におけるテロ対策支援とマラウィ市復興支援に関しては、「経済社会開発計画」プロジェクとして、供与額25億円の無償資金協力が実施される。このプロジェクトでは、日本で製造されたテロ対策資機材とマラウィ市復興資機材の調達のための資金を供与するものである。

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