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日本の海上自衛隊の海上幕僚監部は、第3期生となるフィリピン操縦士の操縦教育が開始された事を発表した。
日本政府では、フィリピン政府の南シナ海等の海上保安能力を向上させる事等を目的として、フィリピン操縦士に対してTC-90型航空機を運航する際に必要となる知識及び操縦技量を習得する事が可能となる教育訓練を実施していた。既に第1期生への教育が終了しており、第2期生への教育も10月20日に完了する事となった事から、第3期生への教育が開始される事となった。なお、第3期生への教育をもって、フィリピン操縦士の操縦教育は終了する事となる。
第3期生の訓練は、10月16日から来年の3月16日まで実施される。教育を担当する部隊は、海上自衛隊・徳島教育航空群・第202教育航空隊となり、教官は2等海等が務める。訓練を受けるフィリピン操縦士は、海軍少佐ブランドン ベランドレス(Brandon C. Belandres)と海軍少佐アベラルド ビアト マニュエル ヒネテ(Abelardo Beato Manuel G. Ginete)の2名となる。