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日本の海上自衛隊の海上幕僚監部は、フィリピン海軍とインド海軍との間の交流を深化させる事等を目的として、親善訓練を実施する事を発表した。
インド海軍との親善訓練は、11日に実施した。この訓練では、インド海軍との相互理解と友好親善の深化を図り、海上自衛隊の戦術技量を向上させる事を目的としていた。訓練が実施された場所はインド西方海域となる。日本側の参加兵力は第6護衛隊の護衛艦「てるづき」、印海軍側の参加兵力は哨戒艦「SUNAYNA」であった。実施した訓練は、通信訓練・戦術運動等であった。
フィリピン海軍との親善訓練は、13日から14日にかけて実施される。この訓練では、フィリピン海軍との相互理解を深め友好関係を促進し、併せて海上自衛隊の戦術技量を向上させる事を目的としている。訓練が実施される場所は、パラワン島周辺海空域(南シナ海及びスールー海)となる。日本側の参加部隊は第5航空隊のP-3Cの1機(第51飛行隊長 2等海佐)となり、フィリピン側の参加部隊は哨戒艇1隻と哨戒機1機であった。今回の訓練では、捜索救難訓練等を実施した。