フィリピンで爆発事故、ISの犯行声明を警察は否定

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン警察とフィリピン政府は、6日の夜にフィリピンの首都マニラで2件の爆発が起こり、合計で2人が死亡し6人が負傷した事を発表した。また、過度なパニックが起こる事を防ぐために、確実ではない情報源からの情報を不用意に転送する事を控えるように要請した。

フィリピン警察は今回の爆発事故に関しての調査を開始しており、現地メディアの取材に対して「1回目の爆発はモスク近くで荷物が爆発し、オートバイで荷物を搬送していた人と受取人が巻き込まれました。2回目の爆発は、1回目の爆発現場付近で発生しており、付近に集まっていた警察官が負傷しました。現時点では、この爆発事故はテロ行為と断定できる証拠はありません。引き続き調査を継続して真相を解明していきます。」との旨を明らかにしている。

フィリピン政府からは「今回の爆発事故により亡くなった人達に追悼の意を捧げるとともに、負傷した人達の即時回復を望みます。政府は事故に対する調査を継続しており、過度の混乱を招かないためにも、正確性が不明な情報源からの情報を他の人々に転送する事は控えてください。」との声明を発表している。

今回の爆発事故に関しては、イスラム系過激派組織の「イスラム国(IS)」が犯行声明を出し、イスラム教のシーア派への攻撃であると主張しているが、現時点ではフィリピン警察はテロの可能性を否定している状況である。

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