三菱商事がミャンマーの病院事業に参入

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画像提供:三菱商事
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日本の総合商社である三菱商事株式会社は、ミャンマーの最大商都であるヤンゴンで2020年を目途として新たな総合病院を建設する予定である事を発表した。

ミャンマーでは経済成長に伴い、中間層・富裕層等から高度な医療サービスへの需要が高まっていた。しかしながらミャンマーでは、高度医療サービスを受けられる病院が不足しているため、中間層・富裕層等は近隣諸国のタイやシンガポールの病院で高度な医療サービスを受けていた。そのため三菱商事は、ミャンマーで日本品質の医療を提供する事が可能となる総合病院を建設する事を決定した。

病院建設は、三菱商事とミャンマー現地で病院を運営しているイー・シン・ホールディングスと複合企業のキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループの3社による合弁会社を設立した後、この合弁会社を通じて実施される。三菱商事は30%の出資を行う。

建設される病院は、300床規模の総合病院となる。病院の運営はイー・シン・ホールディングスが実施するが、三菱商事側は日本の高度な医療機器を導入し、日本品質の医療サービスを提供するための協力を続けていく。三菱商事としては、この病院建設をきっかけとして、ミャンマーにおける病院事業の拡大を図っていく。

日本政府は、官民連携の元で日本の優れた医療機器技術と医師の高度な診療方式を活用した日本式病院の海外輸出を促進している。既にカンボジアでは日本式病院の導入が行われており、今後も近隣諸国に向けて日本式病院の輸出を推進していく方針である。

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