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大阪市本社を置き運送業などを行う鴻池運輸株式会社は、ミャンマーにおいて新会社を設立することを発表した。
ミャンマーでは民主化に伴い外資の受け入れを積極的に実施しているため、日本政府とミャンマー政府は共同で経済特区(SEZ)のティラワSEZを開発している。この経済特区では、外資100%による事業運営が認められており、保税倉庫事業やトラック運送事業等その他経済特区の利点を活かした事業展開が可能となっている。この特区には、今後も外資系企業が多数進出すると見られていることからも、鴻池運輸はミャンマーにおいて新会社を設立することを決定した。設立する会社名は「Konoike Myanmar Co.,Ltd.」、資本金が約5億円、設立時期は今年の3月を予定している。
ミャンマーへの日系物流業者の参入は相次いで行われており、日本通運などの大手もミャンマーで現地法人を設立している。今後も日本政府のODAなどによる、日系企業主導の大型公共工事も行われる見込みであることからも、ミャンマーへの物流業者の参入は続きそうである。