クボタはミャンマーで農業機械販売会社を設立

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ミャンマーの農村の様子(編集部による撮影)
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農業機械や建設機械などの産業機械の生産・販売を行う株式会社クボタは、ミャンマーで農業機械の販売を強化するため、農業機械販売会社「クボタ・ミャンマー(Kubota Myanmar Co., Ltd.)」を設立したことを発表した。この会社への出資比率は、クボタが80%を出資し、クボタのグループ企業であるSIAM KUBOTA Corporation Co., Ltd.が20%出資している。

ミャンマーでは、人口およびコメの生産量は隣国のタイと同程度であるが、現在の農作業が人力と役牛に依存しているため、今後は農作業の機械化が進むと見られている。そのためクボタでは、ミャンマー市場へ進出するためグループ会社であるタイのSIAM KUBOTA Corporation Co., Ltdが、ディストリビューターを通じて、ミャンマー国内で農業機械を販売していた。

クボタでは、このミャンマー市場に対して更なる事業拡大を行うため、今回の新会社を設立することとなった。この会社がミャンマーに対して直接の販売活動を行うことで、今までにクボタが日本・アジア等の地域で培ってきた農業機械の販売のノウハウを活かし、ディーラー網の構築、サービス体制の強化を推進し、機械事業の更なる拡大を図る。

【新会社の概要】
会社名:Kubota Myanmar Co., Ltd.
設立:2015年9月8日
所在地:ミャンマー連邦共和国 ティラワ経済特区
資本金:23.8百万USドル
出資比率:株式会社クボタ80%、SIAM KUBOTA Corporation Co., Ltd. 20%
事業内容:ミャンマーにおけるトラクタ、コンバイン、田植機、耕うん機、ディーゼルエンジン及び建設機械の販売、そのサービス

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