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丸紅株式会社とIHI のグループ会社である新潟トランシス株式会社は、ミャンマー国鉄より、ミャンマーのヤンゴン・マンダレー幹線鉄道向けの電気式気動車の24両納入案件を受注した事を発表した。
この受注は、日本政府からの円借款450億円の供与が決定している「ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業フェーズ I」のパッケージの1つとなるものであり、この事業における日本製品の輸出第1号となるものである。
納入する気動車は、最大の商業都市であるヤンゴンから首都のネピドーを通り、第2の商業都市マンダレーへ向かう、中間地点であるタングーまでを結ぶ幹線鉄道を走る。この計画では、ヤンゴンからタングーまでかかる時間を半分程度までに短縮することが可能となる。受注金額は約70億円となる。丸紅は、コンソーシアムのリーダーとして商務全般を担当し、新潟トランシスは気動車の設計・製造・試験・教育訓練などを担当する。
丸紅と新潟トランシスは、今後もミャンマーのインフラ整備や経済発展に貢献していく方針である事を表明している。