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東京都と神奈川県に鉄道路線を有する大手私鉄の京王電鉄株式会社は、ミャンマーでホテル・サービスアパートメントの建設・運営等を実施する事を目的として、ミャンマー現地に合弁会社を設立する事を発表した。
ミャンマーでは、堅実な経済成長が続いており、国際的な水準の都市型ホテルや高級サービスアパートメントの需要が拡大する事が見込まれている。そのため京王電鉄グループは、日本国内で長年にわたり蓄積してきた事業ノウハウを活用することにより、ミャンマーにおいて京王電鉄グループの事業領域の拡大等を図れるものと判断した事により、現地に合弁会社を設立する事を8月1日に開催した取締役会で決定した。
設立する合弁会社「KEIO ADVENTURE MYANMAR CO.,LTD(京王・アドベンチャー・ミャンマー)」は、ミャンマー現地で旅行業等を手掛ける「ADVENTURE MYANMAR TOURS & INCENTIVES CO.,LTD(アドベンチャー社)」と設立する。出資比率は、京王側が65%でアドベンチャー側が35%となる。この合弁会社を通じて、ホテルとサービスアパートメントで合計400室規模の客室と、レストラン・プール等を有して日本クオリティのハード・ソフトを兼ね備えた本格的な都市型ホテル、高級サービスアパートメント事業を展開していく。
今後のスケジュールは、ミャンマー投資委員会の投資許可を得た後に、来年の4月に合弁会社を正式に設立し、2020年度からの開業を目指している。