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シンガポールの配車アプリを開発・運営するグラブ・タクシー・ホールディングスは、ミャンマーで現地語のビルマ語(ミャンマー語)に対応した配車アプリの配信を正式に開始する事を発表した。
グラブ(Grab)では、今年の3月からミャンマーの最大商都であるヤンゴンにおいて試験サービスを実施していた。登録するタクシーが5千台以上となり、タクシー運転手の売上も増加する事となったことから、このたび正式にサービスを開始する事となった。来月中には24時間対応のコールセンターも設立する予定である。また、富裕層や外国人観光客が利用する大手ショッピングモールなどと正式に提携して、モールからグラブの配車の依頼が出来るようにする施策も実施する予定である。
ミャンマーでは、途上国ではあるものの格安SIMと格安スマホが存在している事により、都市部においては国民の多数がスマートフォンを利用している。そのため、配車アプリへのニーズが高く、ライバルであるウーバーテクノロジーズも5月からヤンゴンで配車アプリサービスを開始している。