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大阪府東大阪市に本社を持ち総合物流サービスを提供する株式会社関通は、今年の6月に「外国人技能実習生の採用」を開始しミャンマーより実習生19名を採用した事を発表した。
関通では、荷物の出荷量やクライアントが増加した際に備えて、国内にくわえて国外からも人材を確保出来るように取り組みを進めていた。そのため、外国人技能実習生制度を利用し、ミャンマーから19人を受け入れる事となった。
昨年の時点で既に採用の決まっていた実習生には、ミャンマー現地で1000時間の日本語教育を実施しており、日常会話だけでなく自社の経営理念も暗記で唱和できるほどに習熟している。また、実務実習としてテープカッターを使っての段ボール箱の梱包やハンディターミナルを使ったオンデマンド教育なども実施していた。
採用された外国人技能実習生は、関通で働きながら5年間物流業務を学んだ後に、自国に帰国して学んだノウハウや技術を活用する事となる。外国人技能実習生達は、先月から既に業務を開始しているが、ミスなく業務をこなしており、作業スピードも現場平均と同じ程度となっている。
関通では、今後も外国人技能実習生の取り組みは継続する方針であり、現在はミャンマー現地で来年の6月の入社を目標とした採用活動を進めている。