日立GEがマレーシアの大学に原子力国際人材育成プログラムを実施

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画像:日立のHPより
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日立製作所とアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社である日立GEニュークリア・エナジー株式会社(日立GE)は、マレーシアで原子力分野の人材育成を行う事等を目的として、マレーシア国民大学(UKM)・テナガ電力大学(UNITEN)に対して新たな原子力人材育成プログラムを実施する事を発表した。

中進国であるマレーシアでは先進国入り目標としているため、2011年にマレーシア原子力発電公社(MNPC)を首相府の下に設置し、原子力発電の導入を計画している。そのため原子力発電所を建設・運転したノウハウを持つ国から、技術を確実に習得する必要があり、原子力関連分野の専門家の育成が喫緊の課題となっていた。そのため日立GEは、マレーシアの大学に向けて人材育成を実施する事を決定した。

日立GEが実施する教育プログラムは、日立GEと国立大学の東京工業大学が5年にわたり実施してきた人材育成寄附講座をベースとしたものとなる。この教育講座を、マレーシアの大学において原子力関連機関の研究者・専門家や原子力を専攻する学生などを対象として実施する。

日立GEは、今後も東工大などと新規原子力導入国における原子力人材の育成を支援していく方針である事を表明している。

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