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ヤマト運輸株式会社は、日本の「旬」を新鮮なままお届けすることなどを目的として、3月28日より日本発マレーシア向け一貫保冷小口輸送「国際クール宅急便」の販売を開始することを発表した。
マレーシアでは堅実な経済成長が続いているため、高級志向・健康志向が高まっており、従来では大手デパートのみで販売されていた日本の食材がスーパー・専門店・物産展などでも販売されるようになっており、身近な食材となり日本食の人気が高まっている。また、日本の事業者にとっては、TPP協定による輸入関税の即時撤廃などによりビジネスチャンスが拡大する見込みであるため、ヤマト運輸はマレーシアに向けて「国際クール宅急便」を開始することを決定した。
ヤマト運輸では、沖縄県やANA Cargoと連携し沖縄国際物流ハブを活用した「国際クール宅急便」を既に香港、台湾、シンガポールに向けて提供しており、このサービスをマレーシアに向けて提供する。この日本発マレーシア向け「国際クール宅急便」の特長としては、『日本全国、荷物1個から発送』『終日集荷で最短翌々日のお届け』『高品質な国際間の一貫保冷小口輸送でお届け』などが挙げられる。関東・大阪・沖縄から発送された荷物をクアラルンプールなどに送る場合には、最短で翌々日AMに到着する。料金は6,050円~となる。
ヤマト運輸株式会社は、今後もマレーシア内でのお届け地域の拡大などを活性化させ、「アジアNo.1の流通・生活支援ソリューションプロバイダー」を目指す方針であることを表明している。