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日本の特許庁は、マレーシア知的財産局(MyIPO)の特許審査官に審査実務研修、異議申立制度の研修、管理職向けの研修をオンラインで実施したことを発表した。
この研修では、マレーシア知的財産局の入庁10~25年目程度の特許審査官に対し、マレーシア知的財産局から要望のあった、医療系の分野に関する技術分野別研修、異議申立制度の研修、管理職向け(人材育成や品質管理等)の研修を、オンラインでのライブ講義で実施された。
日本からは、特許審査の審査実務経験が豊富な審査官である国際研修指導教官5名および異議申立制度に精通した審判官1名が講師を務め、マレーシア知的財産局からは37名の特許審査官が受講生として参加した。異議申立制度の研修及び管理職向け研修では活発な質疑応答がなされ、特に異議申立制度の研修では、より多くの講義を受講したいという声があった。
今後も日本の特許庁は、マレーシアをはじめ、日本企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官に対して、特許審査実務面を中心に各国のニーズに応じたきめ細やかな協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援していく方針である。
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