東芝はマレーシアの現地法人に東芝名を冠、グローバルでの事業拡大へ

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東芝エレベータ株式会社は、グローバル市場で積極的な事業拡大を目指すため、マレーシアの現地法人2社にグローバルブランドである東芝名を冠させるため、社名変更を実施する。

東芝エレベータ株式会社のマレーシアにおける昇降機事業は、「MS Elevators Engineering Sdn. Bhd.」が1982年に東芝製昇降機の販売、据付、保守サービスの代理店となり、マレーシア国内での販売を開始していた。「MS Elevators Sdn. Bhd.」は、1983年に東芝製昇降機の製造を開始しマレーシア国内販売だけでなく、東南アジア地域への輸出を行っていた。両社は2012年に現地法人化し、2022年2月に完全子会社化しており、現在は同国で唯一製造拠点を持つ昇降機メーカーとしてマレーシア国内でトップクラスのシェアをマークしていた。

この東芝エレベータ株式会社では、ブランド力のより一層の向上を図ると共に、マネジメントの強化、そして東南アジアのハブ工場としての生産体制を拡充し、グローバル市場で積極的な事業拡大を目指すため、グローバルブランドである東芝名を冠させるため、社名変更を実施することとなった。

「MS Elevators Engineering Sdn. Bhd.」は「TOSHIBA ELEVATOR (MALAYSIA) SDN. BHD.」(東芝エレベータ・マレーシア社)に変更することとなった。「MS Elevators Sdn. Bhd.」は「TOSHIBA ELEVATOR MANUFACTURING ASIA SDN. BHD.」(東芝エレベータ・マニュファクチュアリング・アジア社)に変更することとなった。

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