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マレーシア警察は2月18日に、マレーシアの14歳の少女がイスラム国(ISIL)に参加するために、エジプトを経由してシリアに移動しようとしていた疑いで逮捕したことを発表した。
この発表によるとマレーシアのテロ対策組織は、2月17日にクアラルンプール国際空港でカイロ行きの飛行機に搭乗しようとしていたマレーシアの14歳の少女を逮捕した。この少女は、エジプトの首都のカイロに在住している22歳のマレーシアの学生と結婚したうえで、エジプトからトルコのイスタンブール経由でシリアのイスラム国に参加する計画であった。この少女はシリアに拠点を置く2つのマレーシアの過激派とも接触しており、Facebookなどによりイスラム国のプロパガンダの影響を受けていた。今回の事件の黒幕について警察は更に調査を進めている。
先月にも、若いマレーシア人の夫婦がマレーシア政府の目をかいくぐりイスラム国に参加したことを現地の一部メディアは報じている。今回の逮捕により、マレーシアでイスラム国に関連するテロ行為の疑いで逮捕された人間は70人近くとなっており、今後もイスラム国に参加する人間が減少する気配は無い状況である。