双日がアジアの民間医療に経営参画、マレーシア等のクリニックに出資

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画像提供:双日株式会社(シンガポールの歯科クリニック内観)
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日本の総合商社である双日株式会社は、成長著しいアジア大洋州の民間医療事業の経営に参画するため、アジア大洋州でプライマリ・ケア事業を展開する「Qualitas Medical Limited(クオリタス)」社への第三者割当増資引受を実施し、クオリタスは双日の持分法適用会社となったことを発表した。

クオリタスはマレーシアで249施設、シンガポールで13施設、オーストラリアで39施設の3カ国で合計約300施設のクリニック、歯科クリニック、画像診断センターなどを運営している。また、400名の医師を含むスタッフ1,700人をグループ内に擁し、4,000の企業や保険会社を顧客に持ち、年間延べ280万人の外来患者に対して様々な医療サービスを提供している。

今後は、クオリタスは、クリニックの新設や買収などの戦略投資を加速するとともに、ベトナムなどの新興市場にも新規参入する。また、医療サービスのDX化推進により、ヘルスケアサービスの拡充を実施する。双日は、総合商社としてアジア大洋州のネットワークや知見を活用し、クオリタスの事業拡大に寄与していく。

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