海上保安庁がマレーシアの海上鑑識体制の構築を支援

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画像提供:海上保安庁
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日本の海上保安庁は、マレーシアにおける海上での鑑識体制の構築を支援する活動として、マレーシア海上法令執行庁(MMEA)での鑑識業務を担当する職員3人にたいして、11月1日から8日にかけて研修を実施した事を発表した。

マレーシア海上法令執行庁(MMEA)では、鑑識分野における技術レベルの向上と体制強化を目指しており、現在は基本的な鑑識技術は備えているが海上での鑑識体制をいかに強化するかという点で課題があった。そのため、独立行政法人の国際協力機構(JICA)の研修の枠組みにおいて、MMEAの職員を日本に招聘した研修が実施される事となった。

実施した内容は「海上鑑識の教育機関である海上保安学校門司分校での『上級鑑識技能維持課程』の参加」「現場鑑識業務を担当する門司海上保安部『鑑識指定船きくち』における研修の実施」「海上犯罪科学捜査についての試験・研究・鑑識・分析の実施機関である『海上保安庁試験研究センター』を見学」となる。

海上保安庁は、今後も同様の取り組みを通じて、他国の海上保安機関との関係強化を図り、法の支配に基づく自由で開かれ安定した海洋秩序推進に貢献していく方針であることを表明している。

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