日本とマレーシアは防衛装備・技術協力を進める事で合意

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画像提供:防衛省
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日本の防衛省は、小野寺五典防衛大臣とマレーシアのモハマド・ビン・サブ国防大臣が「日マレーシア防衛相会談」を9月11日に開催した事を発表した。

この会談では「日マレーシア防衛協力・交流」「日ASEAN防衛協力」「地域情勢」等に関して意見交換が行われた。会談に先立って「日本国防衛省とマレーシア政府との間の防衛協力・交流に関する覚書」への署名も実施された。

「日マレーシア防衛協力・交流」に関しては、両大臣は覚書への署名を歓迎するとともに、覚書に基づいて今後は軍種間交流を始め幅広い分野で防衛協力を具体化していくことで合意した。また、今年4月の「防衛装備品・技術移転協定」が締結されたことを踏まえて、今後は防衛装備・技術協力を進めていく事にも合意した。

「日ASEAN防衛協力」に関しては、小野寺大臣から、日ASEAN防衛協力を人道支援・災害救難等の分野で更に深化させていきたい旨が述べられた。モハマド大臣からは、この方針を歓迎し、マレーシアとしても今後も協力していく旨が述べられた。

「地域情勢」に関しては、両大臣は北朝鮮と南シナ海を含む地域情勢で意見交換を実施した。小野寺大臣からは、北朝鮮による瀬取りについて説明が行われ、北朝鮮が具体的な行動を取らない限り制裁を緩めるべきではないとの旨が述べられた。モハマド大臣からは、マレーシアとしても北朝鮮の完全な検証可能な不可逆的な非核化を完全に支持する旨が述べられた。南シナ海問題に関しては、両大臣は、国際法に基づく平和的な解決が必要であり国際社会として取組む必要性があるとの認識で合意した。

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