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在ラオス日本大使館は、中国の武漢で発生したとみられている新型コロナウィルスに関する注意喚起として、現在のラオスの医療水準では万が一感染して重症化しても満足な治療が受けられないおそれがあるため、ラオスに渡航する際には注意するように注意喚起を行っている。
在ラオス日本大使館によると、ラオスのハブ空港であるワッタイ国際空港では、新型コロナウィルスに対する検疫を強化しており、入国する旅客の体温をサーモセンサーで測定するなどの対策を実施している。入国時に38度以上の発熱及び咳等の呼吸器症状があり、かつ日本を含む新型コロナウィルス感染発生国への渡航歴があるなどの感染が疑われる者は隔離などの検疫の対象となる。
ラオスで万が一感染して重症化しても、満足な治療が受けられないおそれがあり、この場合の感染患者は、タイ等の近隣第三国からも入国が拒否されるおそれがあるとしている。そのため、ラオスへの渡航に当たっては自分の体調をよく確認するなどしたうえで、体調に異常がなくても感染して重症化するリスクのある人は渡航の是非を主治医に相談するなどするように呼び掛けている。