国土交通省がラオスで物流講義、物流人材の育成支援

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画像提供:国土交通省(前回の講義の様子)
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日本の国土交通省は、物流人材の育成を通じたアセアン地域の経済成長にむけて、ラオス国立大学の学生及びラオス公共事業運輸省等に対して、物流に関する集中講義を5月14日から22日にかけて開講する事を発表した。

ラオス等のアセアン地域では、堅調な経済発展が続いている事に伴って物流需要が拡大しており、物流分野における人材の育成・確保が課題となっていた。この地域に進出している日系物流事業者においても、優秀な現地人材の確保が重要な経営上の課題となっているため、国土交通省はラオスにおける優秀な物流人材の輩出を目的として、2017年より公益財団法人SGH財団の協力のもとで、ラオスで物流に関する実践的な講義と演習を実施していた。今回は、2回目となる集中講義が実施される事となった。

ラオス国立大学工学部にて物流を専攻する4年生に対しては、ラオス国立大学で5月14日から5日間かけて実施される。公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者に対しては、公共事業運輸省の訓練センターで5月21日から2日間かけて実施される。
実施内容される内容は、講義としては「物流概論 (日本の3PL、通販物流、コールドチェーン物流等)」と「物流オペレーション(人員・顧客管理、5S、業務改善等に関する物流実務)」が実施される。演習としては「講義内容に基づくディスカッション、プレゼンテーション」が実施される予定である。

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