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日本の外務省は、中根一幸外務副大臣とラオスのアットサパントーン・シーパンドン財務副大臣が夕食会を開催した事を発表した。
夕食会では中根副大臣より、財務副大臣の訪日を心から歓迎する旨が述べられた後に、日本とラオス間の戦略的パートナーシップの関係の強化に尽力したい旨が述べられた。また、投資環境改善に向けた働きかけとして、ラオスに進出した日系企業への付加価値税還付の履行徹底やラオス財務省から発行される納税証明書の迅速な発行等を行うよう要請した。
アットサパントーン財務副大臣からは、今回の来日を歓迎してくれた事への感謝の意が述べられるとともに、今回の来日で得た知見や経験を活かしてラオスの財政安定化を進めていきたい旨が述べられた。また、今年はラオス観光年であるために、多くの日本人観光客にラオスを訪問して欲しく、投資環境改善に関しては法改正等を通して着実に進めていきたいとの旨が述べられた。
中根副大臣の直近のラオスにおける活動は、昨年の11月20日にサルムサイ・コンマシット外務大臣との会談、昨年12月に東京都内で開催されたJICA主催のラオス「高級リーダシップ研修」のレセプションへの出席等を行っている。