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在ラオス日本大使館は、日本政府がラオスのボケオ県パーウドム郡のケーンカム小学校の整備支援を実施していたが、この整備が完了した事に伴い引き渡し式典を開催した事を発表した。
ラオスのケーンカム小学校では、仮設校舎を備えていたが老朽化が早く、毎年建て替えを行う必要があった。日本政府では、ラオス政府との友好関係を鑑み、ラオスの基礎教育の向上を支援していたことから、ケーンカム小学校における校舎整備を支援する事を2017年3月10日に決定していた。
この支援は草の根無償資金協力「ボケオ県ケーンカム小学校建設計画」として、73,266米ドルをパーウドム郡教育・スポーツ局に供与する形で実施された。この支援が完了した事により、ケーンカム小学校の校舎1棟6教室が整備される事となった。新たな校舎が整備された事により、この小学校の生徒と教員の就学環境を改善することができた。
開催された引き渡し式典には、日本政府側からは公使が出席し、ラオス政府側からはポンサワン・パーウドム郡副郡長や多くの生徒・関係者が出席した。