JBICがインドネシア国営電力会社に融資

スポンサーリンク




画像:JBICのHPより
このページの所要時間: 058

日本政府が100%出資しており国際金融に特化している株式会社国際協力銀行(JBIC)は、インドネシア国営電力(PLN)との間で融資金額約190億円と約27百万米ドルを限度とする貸付契約を締結した事を発表した。

今回の融資契約は、JBICとインドネシア財務省との間で実施された第6回財務政策対話の場において決定された。この融資は株式会社みずほ銀行・株式会社三菱東京UFJ銀行・オーストラリア・アンド・ニュージランド・バンキング・グループ・リミテッド銀行との協調融資となる。この融資へは、NEXI(日本貿易保険)による保険が付保され、協調融資総額が約317億円と約45百万米ドルとなる。

この融資は、PLNがジャワ島ジャカルタ首都特別州タンジュンプリオク地区で複合火力発電所を建設するにあたり、日本の三菱商事などから、三菱日立パワーシステムズ株式会社製の排熱回収ボイラーや、ガスタービン・蒸気タービン・発電機などの設備一式を購入する事に使用される。この融資により、日本企業による発電機器一式の輸出を支援することにもつながるために、JBICは融資を決定した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ インドネシア
関連タグ , ,

インドネシア関連ニュース

インドネシア関連登録情報