インドネシアは米輸出は国内需要を完全に満たした後と、日本とは異なる

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インドネシアのアムラン・スライマン農業大臣は、マレーシアに米を輸出する計画があるが、それは自国内における米需要が完全に満たされた後に行われるものであるとの見解を示した。

アムラン・スライマン農業大臣によると、「プラボウォ・スビアント大統領の方針では、近隣の友好国が米を必要とするのであれば、私たちは米を提供することとなります。しかしながら、それは自国内の米への需要が完全に満たされた後でなければなりません。米の輸出は自国政府で管理されるべきであり、国の優先事項です。現在は、企業間において、マレーシアへの米の輸出が計画されています。インドネシアからマレーシアへは、月間2000トン、年間24000トンの輸出が計画されています。現在の状況は、インドネシア政府では米輸出の準備ができており、マレーシア政府がボールを握っている状況です」との旨をメディアの取材に答える形で述べている。

なお、インドネシアの食品流通と価格管理を行うBulog(旧インドネシア物流局)によると、2025年5月30日時点でのリアルタイムレポートでは、国内の米などの想定摂取量は2,407,863トンに対し、全国の米などの在庫の合計は4,001,279トンであり、需要は満たされているとしている。

なお、日本政府の場合には、インドネシア政府の方針と異なり、国内需要が完全に満たされていなくても海外に輸出することが可能となっている。

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