海自の艦隊「かしま」等がスラバヤ入港、日本人墓苑への献花等

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画像提供:在インドネシア日本大使館
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在インドネシア日本大使館は、日本の海上自衛隊の練習艦隊「かしま」、「せとゆき」がスラバヤに入港することにともない、スラバヤ日本人墓苑への献花や入港歓迎行事などが実施されたことを発表した。

6月26日には、日本大使館の防衛駐在官が、石井ヤント氏とご子息であるジョハン氏と共に、スラバヤ日本人墓苑に献花を実施した。これは、コロナのパンデミックのため、練習艦隊司令官の上陸が叶わなかったことから、防衛駐在官が練習艦隊司令官の代理として献花したものとなる。なお、石井ヤント氏の父親である故・石井正治氏が、120名の日本人の遺骨と名簿を整理され、更に、インドネシアの独立戦争時代に戦没された日本人454名の霊も慰めるためにこの「招魂の碑」を建立している。亡くなられた方のご冥福を祈り、恒久平和を祈念した。

6月27日には、日本国海上自衛隊練習艦隊は、スラバヤの寄港を前に洋上慰霊祭を行い、今年4月に沈没したインドネシア海軍潜水艦「KRIナンガラ402」が沈むバリ島北方海域で、亡くなられた53名を追悼した。

6月28日には、日本国海上自衛隊の練習艦隊「かしま」、「せとゆき」がスラバヤに入港し、インドネシア海軍第5主要海軍基地司令から盛大な歓迎を受けた。練習艦隊がスラバヤに入港するのは33年ぶり3回目となる。入港歓迎行事では、潜水艦ナンガラの犠牲者に対して、1分間の黙とうと弔花の贈呈が行われた。コロナ感染拡大により乗員の上陸が叶わなかったため、練習艦隊司令官の代行者として、防衛駐在官が弔花の贈呈、ギフト交換が行われた。

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