現職大統領とイスラム教色が強い元軍人候補が対決、インドネシア大統領選

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インドネシアでは、17日に大統領選が投開票される。再戦を目指す現職のジョコ・ウィドド大統領と、最大野党を率いる元軍人のプラボウォ・スビアント氏が対決する状況となっている。

再戦を目指す現職のジョコ・ウィドド大統領は、集会などで自身の今までのインフラ整備・経済成長・貧困対策などの実績を強くアピールするとともに、インドネシアの将来は明るいとして、自身の再選を応援するように呼び掛けていた。ジョコ大統領は、軍出身ではなく平民の出として庶民からの支持が強いが、インドネシアで多数を占めるイスラム教徒たちからはイスラム教への信仰が低いとして批判される場面もあったため、イスラム教への配慮を見せた言動を強めている。

対立候補であるプラボウォ・スビアント氏は、元国軍の幹部であり、保守系のイスラム政党と連携して選挙活動を進めている。プラボウォ氏は、経済格差解消などを訴えるとともに、イスラム教を強く信仰する人たちに向けて、自身を支持するように呼び掛けている。

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