インドネシアはバンカ島に原子力発電所の建設を目指す

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画像:IAEAから引用
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9月22日から26日に実施されたIAEA(国際原子力機関)の第58回総会でインドネシアの代表団は、バンカ島で小型での原子力発電施設の建設を予定していることを述べた。原子力技術は発電だけでなく、農業産業、環境産業などの様々な産業力を強化するためにも活用していくと述べている。

現状は、インドネシア西部にあるバンカ島での原子力発電施設の実現可能性調査を完了している。長期的に盤石な基盤を構築するために、当初は小型の原子力発電施設の建設を行い、運営技術などを身につけた後、国民へ原子力技術の説明および様々な実証を行い、その後に本格的な発電施設を構築する予定である。

日本で2011年3月に発生した東京電力福島第一発電所の事故の影響を近くで確認したインドネシア政府は、自国内への原子力発電施設の導入には慎重な姿勢で臨んでいたが、将来的にはひっ迫する事が確実な国内のエネルギー事情により、インドネシア政府は導入に舵をきった。

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