中国電力・関西電力がカンボジア電力公社からコンサル業務を受託

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画像:関西電力のHPより
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中国電力株式会社・関西電力株式会社・株式会社ニュージェック(関西電力の子会社)の3社は、カンボジア電力公社から「カンボジア王国プノンペン市送配電網増強事業に係るコンサルタント業務」を受託した事を発表した。

カンボジアは堅実な経済成長が続いているため、電力への需要が急激に増加している。特に首都であるプノンペン特別市圏では、経済の中心地であるために国内電力需要の7割を占めているが、この需要に対応出来ていないために停電が発生した際には、大規模な被害が発生していた。このプノンペン特別市圏における電力確保が喫緊の課題となっていたため、カンボジア電力公社は日本の電力会社等へのコンサルティング業務を委託する事を決定した。

中国電力・関西電力・ニュージェックの3社は、2017年3月2022年5月までの5年にわたって自社社員をカンボジア現地に派遣する。派遣された社員は、電力需要に対応するための送変電設備と関連する設備の増強のために、設計・入札図書の作成・入札審査・契約交渉補助等を実施する。これらの活動を通して、カンボジアの技術者に技術移転を行う。

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