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日本の外務省は、スポーツ外交推進事業の一環として8月16日から8月25日までの日程でカンボジアへ学生柔道ボランティア4名を派遣する事を発表した。
日本政府では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的とした「Sport for Tomorrow(SFT)」を実施する事を決定していた。この施策では、スポーツ指導者の海外派遣もしくは国内招聘等を実施していた。この活動の一環かつ平成28年度スポーツ外交推進事業として、柔道指導者が不足しているカンボジアに対して、学生の柔道ボランティアを派遣する事を決定した。
今回派遣されるボランティア達は、公益財団法人の全日本柔道連盟(全柔連)の協力の元で、全柔連特別顧問の小川郷太郎氏を団長とした学生柔道ボランティア4名が派遣される。派遣される一団は、シェムリアップやプノンペン等で柔道を学ぶカンボジアの青少年を対象に指導を行う予定である。このボランティアの派遣により、日本とカンボジアの友好関係が強化される事が期待される。