日本はカンボジアの小児外科を支援、約12万米ドルの無償協力

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日本政府は、カンボジアのクラチェ州における小児外科の診療体制を強化する取り組みを支援するため、供与限度額125,012米ドルとなる無償資金協力を実施する。

この支援は、令和3年度日本NGO連携無償資金協力として、(公財)国際開発救援財団のカンボジア事務所所長との間で「クラチェ州における小児外科診療体制強化事業(第3年次)」として、供与限度額125,012米ドルにより実施される。

国際開発救援財団は、1996年より国立小児病院における小児外科体制の確立を目指して活動しており、2017年からはクラチェ州に拠点を移し、カンボジア北東部地域の医療改善に取り組んでいる。3年目を迎える事業では、これまで継続してきた病院内外での州病院職員への研修活動に加え、州内における患者の搬送体制を強化する活動や地域住民へ医療知識を普及させる活動を実施する予定である。この事業を通じて、未来ある子どもたちが適切な治療を迅速に受けられるようになることが期待される。

なお、昨年度には、「クラチェ州における小児外科診療体制強化事業(第2年次)」に対して、供与限度額694,539米ドルの贈与が行われていた。

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