南シナ海だけでなく東シナ海も日本とASEANは協力していくべき

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画像提供:防衛省・自衛隊
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防衛省・自衛隊は、ラオスで開催された第2回日ASEAN防衛担当大臣会合に稲田朋美防衛大臣が参加した事を発表した。

防衛担当大臣会合の冒頭で稲田防衛大臣は、近年のアジア太平洋地域では南シナ海や東シナ海等で様々な問題が発生しており、これらの問題は一国のみでは対処できないため日本とASEANは共同で対応していくべきであるとの旨が述べられた。日本政府はASEANを対等なパートナーとして認識しており、アセアンの中心性と一体性を強く支持している事も述べられた。

稲田大臣は「ビエンチャン・ビジョン~日ASEAN防衛協力イニシアティブ~」として、今後の日本とアセアンの防衛協力の指針を表明した。この指針は、1990年頃から開始された日本政府とASEANとの防衛交流を更に発展させるものである。日本政府はASEAN個別の国との交流のみならず、ASEAN全体の能力向上に資する協力を推進していき、「法の支配を貫徹するため、海洋及び航空分野における国際法の認識共有促進を支援」「海洋及び上空の情報収集・警戒監視・捜索救難の能力向上を支援」「多分野にわたるASEANの能力向上を支援」などの支援を実施していく。

会合に参加した国の全てから「ビエンチャン・ビジョン~」は歓迎され、日本とASEANは防衛協力を一層深めていく事で、全員と合意した。

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