ロシアは南シナ海問題で中国が仲裁裁判所に従う必要は無いと

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画像提供:中国外務省(セルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談の様子)
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中国政府は、南シナ海問題においてロシア政府は、仲裁裁判所の判決によらずに平和的に二国間の話し合いで解決すべきであるという認識である事を発表した。

中国政府は南シナ海問題においてロシア政府の支持を得るために、15日にロシアのメドベージェフ首相と会談し、25日にはセルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談を実施していた。メドベージェフ首相からは、南シナ海問題においてロシア政府は中国政府の立場を最大限に尊重しており、この問題は当事国同士で平和的に話し合いで解決されるべきであるとの認識が伝えられていた。セルゲイ・ラブロフ外務大臣からは、様々な国際問題に対応していくには両国関係を更に強化する必要があるとして、新たな協定などを締結していく方針である事が伝えられた。

これらの会談を通じて両国政府は、共同で国際法を正しく実践していく事の共同声明を発表した。この声明では両国は戦略的パートナシップな関係として、国連憲章に基づき内政不干渉という原則に基づき正しい国際法に従い実践していく事がうたわれている。また声明文内には、南シナ海問題において仲裁裁判所が下した判決は茶番であるとも記載されている。

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