日本はASEANの漁業をSEAFDECを通じて支援

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画像提供:外務省
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日本政府は、ASEAN地域における漁業分野の支援を「東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)」を通じて実施しているが、この第48回目の理事会をベトナムのニャチャン4月4日から8日の日程で開催したことを発表した。

SEAFDEC(シーフデック)とは、アセアン地域における漁業開発を促進することなどを目的として、アセアン加盟国と日本の11カ国から構成されている国際機関である。日本政府では、この機関を通じて日本国内の大学や研究機関などがASEAN加盟国への支援を実施している。

今回開催された理事会には、日本政府からは水産庁次長とASEAN日本政府代表部の一等書記官が参加した。理事会では、昨年の各種取組の成果や「サプライチェーンへのIUU漁業による水産物の流入防止のためのASEANガイドライン」などの成果を確認し、今年の実施予定の取組を承認し、様々な政策課題について議論した。また、日本政府の支援によって実施された取組「養殖配合飼料の代替栄養成分の開発と利用」と「早期死亡症候群(EMS)とその他の越境性疾病の対策」の成果を確認した。

次回の理事会はブルネイにて開催される予定である。

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