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日本の外務省は、アセアン諸国を含むアジア地域における不拡散体制について話し合う第12回アジア不拡散協議(The 12th Asian Senior-level Talks on Non-Proliferation: ASTOP-XII(エーストップ12))を明日の1月20日に東京の三田共用会議所において開催することを発表した。
アジア不拡散協議とは、2003年11月3日に初めて開催されて以降、1,2年毎に定期的に開催されている協議である。この協議には、ASEAN地域をはじめとしたアジア地域の安全保障に共通の利益を持つオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなどの局長級の不拡散政策担当者等を招へいしている。これらの国の政策担当者間で、アジアにおける不拡散体制の強化に関する諸問題について議論を行い、各国においてとるべき措置や直面する問題点とその解決策について理解を深めることを目的として協議を実施している。
今回の第12回アジア不拡散協議では、北朝鮮の核問題、国際原子力機関(IAEA)保障措置、輸出管理、拡散対抗のための取組、核セキュリティなどについて議論が行われる予定である。