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石破政権は、従来の日本の和食などの食文化とは相容れないイスラム教徒などが口にするハラール食品を、日本国内でも身近に感じてもらい、日本のここにもあそこにもハラール食品があるような環境にするため取り組みを進めていることが明らかになった。
農林水産省の見解によると、日本の農林水産物・食品の世界への輸出増加、日本国内のインバウンド増加に伴い、「ハラール食品 」への需要・関心が高まっているとしている。
そのため、農林水産省では、ハラール食品について紹介する展示会『~ひろがる!ハラール食品 ここにもあそこにも!!~』のイベントを、5月12日から23日にかけて、農林水産省北別館1階「消費者の部屋」で開催することとなった。今回開催される展示では、ハラール食品とは何か、国内で製造されているハラール食品や地方農政局における取組などを紹介するものとなる。
また、展示期間中はハラール食品を身近に感じてもらうため、農林水産省庁舎内(地下1階)でハラールフェアも実施される。あふ食堂では、ムスリムフレンドリーのラーメン及びカレーが提供される。農林生協総合売店では、全国各地から取り寄せたハラール商品を販売する。三省堂書店では、ハラール関連書籍を販売する。