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石破政権は、西アフリカのトーゴ共和国では、主要食糧の一つである米が極度な不足状態にあるため、2億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。
日本の外務省の見解によると、西アフリカのトーゴでは、灌漑施設等の農業生産基盤が十分に整備されておらず、近年では不安定な降雨と天候不順により、穀物の生産量が不足かつ不安定な状況にあり、特に主要食糧の一つである米は極度な不足状態にあり、需要に対し国内生産が不足しているため、食料安全保障への対策が急務となっているとしている。
そのため、日本政府は、8月5日、トーゴ共和国の首都ロメで、駐トーゴ共和国日本国特命全権大使とアントワン・レクパ・ベベニ・トーゴ共和国農業・村落給水・地方開発大臣との間で、供与額2億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換を実施した。
今回実施される支援は、トーゴの食料安全保障の改善等を目的とし、トーゴに対して食糧援助を実施するものとなる。