ASEANとエネルギー技術のフォーラム開催、日本のペロブスカイト太陽電池の紹介等

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画像提供:経済産業省
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日本の経済産業省は、「第7回CEFIA官民フォーラム」を2月13日に兵庫県神戸市にて開催したことを発表した。

「CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)」は、ASEANのクリーンエネルギー技術の導入を進めるため、脱炭素技術の普及と政策・制度構築をビジネス主導で進めることを目的として日本政府が提案したイニシアティブであり、2019年9月に取組を開始していた。

今回は、第7回目のフォーラムが開催された。フォーラムでは、『セッションI: 既存フラグシッププロジェクトの取組』『セッションII:クロスカッティング領域の現状と将来』『セッションIII:新たなフラグシッププロジェクトの立ち上げと政策・取組紹介(水素・アンモニア)』『セッションIV:日本の先進技術・取組の紹介』『セッションV: CEFIAの将来に関するディスカッション』が設けられた。

『セッションI: 既存フラグシッププロジェクトの取組』では、脱炭素技術を導入するためにCEFIAで現在取り組んでいるフラッグシッププロジェクトである、RENKEI(連携制御、IoTによる工場等での動力最適化による省エネ)、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、SteelEcosol(日本の優れた省エネ技術の導入による製鉄所の省エネ)、高効率空調(省エネと快適性を両立する空調の導入)などの進捗に関する報告が行われた。

『セッションIV:日本の先進技術・取組の紹介』では、日本企業の先進技術・取組として、ペロブスカイト太陽電池、CCUS、トランジション・ファイナンスの取組を紹介した。ペロブスカイト太陽電池においては、登壇に加えて、フォーラム会場内においてペロブスカイト太陽電池の展示を行い、ASEAN政府への理解促進を図った。

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