慶応義塾大学とNPO法人は、『モスクにおいでよ〜子育ての悩みは世界共通、モスクで一緒に話そう』を7月15日に開催する。
このイベントの主催は慶應義塾大学SFC野中葉研究会「ムスリム共生プロジェクト」となり、共催がNPO法人Mother’s Tree Japanとなる。
このイベントは、【「子育ての悩みは世界共通!モスクで一緒に話そう!」というテーマで、大学生がイスラーム教徒のお母さんにインタビューをしてお話を聞いたり、参加者の皆様で座談会をしたりします。「みんな子供に甘い?」「子育てにはフェーズがある?」「子供は神様からの預かり物?」もしかしたら、あなたのイスラームに対するイメージが変わるかもしれません。イスラーム流の子育てから人生のヒントを見つけてみませんか?】となる。
慶應義塾大学SFC野中葉研究会「ムスリム共生プロジェクト」とは、紹介HPよると、活動の軸は【歴史を紐解けば、様々な背景を持つ人同士が知り合って交わる中でこそ、文化は発展することが窺えます。しかし、そのような社会を目指すアプローチは「郷に入っては郷に従え」「ホスト社会とは切り離し、マイノリティの文化や価値観を”尊重”すべき」と二元論に陥りがちです。私たちは互いが互いを知り、歩み寄り、共に変化していくことで「中庸」を見出せるよう両者の懸け橋として活動を展開しています】との旨を述べている。
NPO法人Mother’s Tree Japaとは、【日本にくらす外国人女性の産前産後サポートと多文化共生子育て】を行う団体としている。クラウドファンディングサイト(https://readyfor.jp/)での寄附呼び込みのページでは、日本では、外国人ママが産婦人科医で「日本に暮らしてるんだから日本語を覚えてきてよ。何回も言ってるよね!?」「日本のやり方が嫌なら自分の国に帰って産めば?」「必ず毎回通訳を連れてくる、最後まで責任を持ってくれるというなら診ますけど、費用は自前で自分で通訳を探してください」などのショックなことを言われた経験があるとして、【国籍の違いを超えて安心して妊娠・出産・子育てできる日本へ】を目指しているとして、寄附を呼び掛けている。