防衛省はタイ・シンガポールと交流深化へ

スポンサーリンク




画像提供:防衛省
このページの所要時間: 117

木村防衛大臣政務官は、タイ王国・シンガポール共和国を8月22日から26日の日程で訪問した。

木村政務官は、タイ王国では、23日に国軍司令部内のPKOセンターを訪問し、タイ国軍の国連PKO活動派遣員への派遣前研修や派遣員の活動実績について説明を受け、統合参謀本部を訪問しティティチャイ統合参謀長と会談を行った。両者は、軍種間協力をはじめとする二国間協力を一層推進していくことを確認した。同日、対テロ作戦コマンドを訪問し、タイの対テロ対応の組織体制、人材教育や活動実績について説明を受けた。また、国防省を訪問し、サニットチャノック国防次官と会談を行い、東シナ海・南シナ海を含む地域情勢について議論するとともに教育交流を含む二国間の防衛協力・交流について一層推進していくことを確認した。

シンガポール共和国では、24日にチャンギ海軍基地の海軍博物館を視察し、シンガポール海軍の歴史や使用装備について説明を受けた。25日に、チャンギ海軍基地の情報融合センターを視察し、当センターを通じた周辺各国との連携体制や海賊船の拿捕、遭難船の救出等海洋安全保障への貢献等について説明を受けた。同日、国防省を訪問し、ヘン・チーハウ国防担当上級国務大臣と会談を行い、弾道ミサイル技術を使用した発射を強行した北朝鮮や東シナ海・南シナ海を含む地域情勢について意見交換を実施し、例年実施されているシャングリラ会合への受け入れに感謝を表明するとともに、防衛協力・交流を引き続き強化していくことで一致した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース