大分アジア彫刻展が開催、応募は国籍不問、元韓国美術館館長等が審査

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画像:韓国語の募集チラシより
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大分県は、韓国・マレーシア・フィリピン・中国などと協力して開催される、第16回大分アジア彫刻展の作品の募集を開始した。

大分県の見解によると、この彫刻展は、近代日本彫刻の基礎を築き、東京美術学校や「朝倉塾」で後進の育成に努めた大分県出身の彫塑家朝倉文夫を顕彰し、アジアの新進彫刻家の登竜門となるものとなる。この彫刻展は、「文化の香り高いふるさと大分」の創造を推進する大分県と「豊かな自然と文化を未来につなぐやすらぎ交流市」づくりをめざす豊後大野市との共催で開催している。

主催は、大分アジア彫刻展実行委員会、大分県、豊後大野市となる。後援は、文化庁となる。協賛は、佐伯印刷、大分銀行となる。協力は、トータル美術館(韓国)、ナショナルアートギャラリー(マレーシア)、フィリピン文化センター(フィリピン)、中国美術家協会(中国)となる。

応募資格は、日本国内(国籍は問わない)およびアジアの国と地域に現在在住している、2019年4月1日時点で50歳未満の者となり、グループ制作も可能となっている。大賞(1点)は200万円、優秀賞(6点)は50万円、豊後大野賞(1点)は5万円となる。

審査委員は、日本芸術院会員・彫刻家、世田谷美術館館長・美術評論家、元福岡アジア美術館館長、元大分県美術協会会長、東京藝術大学名誉教授・彫刻家、元韓国釜山市立美術館館長などとなる。

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