大分県は日本語教室ボランティア研修、外国人支援を県民に呼掛け

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大分県は、日本語教室ボランティア研修を9月から10月にかけて開催する。

大分県では、県内に在住する外国人の日本語習得を支援するため、多くの民間ボランティア団体等により日本語教室が開設・運営されている。大分県内の外国人住民数は、約13,000人(2020.12月末)おり、地域の日本語教室などで日本語の学習を希望する者はたくさんいる。

そのため、大分県では、このような日本語教室でのボランティア活動に関心のある者を対象に「日本語教室ボランティア研修」を開講することを決定した。大分県は、外国人が日本語を学ぶお手伝いをするよう、県民などに呼び掛けている。

この研修の主催は大分県企画振興部国際政策課となる。この事業の受託先は、(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団 おおいた国際交流プラザとなる。対象は、日本語教室ボランティアに関心のある者となる。受講料は、無料となる。講師は、立命館アジア太平洋大学 言語教育センター長の教授が務める。

開催される日程は、9月26日から10月31日までの毎週日曜日の合計6回となる。予定しているプログラムは、第1回「多文化社会の現状と日本語ボランティアの役割、日本語教育とは何か」、第2回「外国語としての日本語、日本語の音声、文字、文法の特徴・日本語の音を教えてみよう」、第3回「JLPT(日本語能力試験)、N3レベルってどのくらい?・カリキュラムの作り方、教科書選び」、第4回「初級日本語の教え方1「自己紹介・名詞文」を教えてみよう/やさしい日本語の基本」、第5回「初級日本語の教え方2「形容詞文」を教えてみよう」、第6回「初級日本語の教え方3「動詞文」を教えてみよう」となる。

なお、この事業は、文化庁 令和3年度「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用して行われている。

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