佐賀県国際交流協会は、イスラム文化への誤解や偏見をなくして、少しでも理解を深めて気遣いや工夫がどうできるか考えてもらうことなどを目的として、『多文化共生セミナー「イスラムの文化を知ろう」』を開催している。
佐賀県では、佐賀県内の高校生を対象として今年1月上旬に実施された一斉模擬試験において、イスラム教徒とテロリストと結びつけるような表現があったとの声が、佐賀新聞の編集局に寄せられていた。この問題に対して佐賀県の教育委員会は、誤解を与えかねない表現であったとして、再発防止に取り組む旨の考えを示していた。また、文部科学省の萩生田光一大臣は「この作問にあたっては、県下の英語の先生方で取組をしたということで、全ての教員の方が全て日本人だったかどうかの確認は、取れていませんけれども、問題に気付くことができなかったことは大変残念に思います。再発防止に向けて適切に対応していただきたいと思います」との旨の見解を示していた。
これらの問題があったことなどから、イスラム教徒への誤解や偏見をなくし、イスラム文化の基礎知識などを理解してもらうことなどを目的として、セミナーが3回に分けられて開催されることとなった。
佐賀県国際交流協会は、『私たちにとって知らないことが多いイスラムの文化。同じ住民として相互理解を深めるためには、ハラルフード、礼拝、断食、マナーなど、イスラム文化特有の習慣を知ることが不可欠です。佐賀県民として、どのような気遣いや工夫ができるか、共に考えてみませんか?行政、医療・福祉、教育、飲食、観光など、あらゆる分野の県民の皆様のご参加をお待ちしています』と呼び掛けている。
第一回目は「イスラムの文化について考えよう」、第二回目は「日本におけるイスラム」「イスラム文化についてのパネルディスカッション」、第三回目は「オンライン料理交流会~イスラムの料理を作ってみよう!~」となっている。第一回目は既に終了しており、第二回目は4月10日に、第三回目は4月24日にそれぞれ開催される。
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