国交省は日本式コールドチェーン物流をASEANに普及へ

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国土交通省は、日本式コールドチェーン物流サービス規格のASEANへの普及に向けた戦略について議論するため、「第2回コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会」を1月21日にWEB会議形式で開催する。

昨年6月に、一般財団法人日本規格協会よりコールドチェーン物流サービス規格『JSA-S1004』が発行されていた。『JSA-S1004』は、日ASEAN交通連携の枠組みのもと、平成30年11月に開催された日ASEAN交通大臣会合にて承認された「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」をベースに作成された日本の民間規格である。ASEAN諸国での普及を前提として日本語と英語の2カ国語で作成され、ASEAN諸国において倉庫事業者及び運送事業者が低温保管及び低温輸送に関する作業を行うに当たって考慮すべき事項が盛り込まれている。

国土交通省では、『JSA-S1004』が発行されたことを踏まえ、関係省庁、関係団体、物流事業者などで構成される標記委員会を設置し、同規格をASEAN地域に効果的に普及するための戦略などについて議論を行っている。

今回は、第2回目となる会合が開催されることとなった。今回の会合の議題は、普及戦略の骨子案、アクションプランの構成案などとなる。

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