外務省は交流プログラムの再開を韓国から、高麗神社のオンライン視察等

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日本の外務省は、対日理解促進交流プログラム「JENESYS2020」として、日韓大学生オンライン交流事業を実施する。JENESYS2020は、新型コロナウイルスの感染拡大などの理由によりしばらくの間実施されていなかったが、韓国相手に再開されることとなった。

日本の外務省では、日本とアジア大洋州の各国・地域との間で、二国間・地域間関係の発展や対外発信において、将来を担う人材を招へい・派遣し、政治・経済・社会・文化・歴史・外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに、未来の親日派・知日派を発掘する「JENESYS2020」を実施している。この事業では、招へい者・派遣者の往復航空運賃や滞在費や期間中に実施される交流事業などの費用は国費で負担する形で実施されている。

今回の交流プログラムでは、12月19日から2021年1月23日にかけ、韓国外交部との共催で、日韓大学生オンライン交流事業が実施される。参加者は、合計4回行われるプログラムの中で、日韓大学生混合でのグループ別交流・討論、日韓両外務省による講義、オンラインでの日韓交流ゆかりの地の視察等を通じて、日韓両国の文化・社会に対する理解を深めるとともに、SNSなどで日本の魅力発信等に取り組む予定である。外務省としては、今回の事業を通じて、韓国における対日理解の促進、日韓間の相互理解と信頼関係の基盤強化に寄与することが期待している。なお、この事業を主催し実施する団体は、公益財団法人の日韓文化交流基金となる。

予定している日程は、12月19日に、開会式、オリエンテーション、グループ別交流(自己紹介、グループ別プログラムテーマの選定及び討論)が行われる。26日は、外務省からの講義、グループ別プロジェクト中間発表、グループ別交流・討論を行う。1月16日にオンライン新年会、韓国外交部からの講義、グループ別交流・討論を行う。1月23日に日本の埼玉県日高市にある高麗神社のオンライン視察、韓国のソウル市にある昌徳宮(チャンドックン)のオンライン視察、グループ別プロジェクト発表を行う。

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